ちいさなギャラリーの店番日記
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ポップアート奉納:秋山祐徳太子一行、宇佐神宮に新作 ハプニング歓迎にあ然/大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000181-mailo-l44

奉納

総合美術家で札幌大客員教授の秋山祐徳(ゆうとく)太子(たいし)さん(71)=東京在住=とその弟子ら一行が23日、宇佐市南宇佐の宇佐神宮に新作などを奉納した。格式ある神宮へのポップアート作品の奉納は珍しいという。
一行は「宇佐藝(げい)術奉納隊」を編成。秋山さんのほか、唯一の弟子でアクリル画家、宮本和雄さん(51)=東京在住▽招き猫などの祝額描きで有名な画家、美濃瓢吾(みのひょうご)さん(53)=大分市出身▽安井賞展などに入選した国画会準会員の足利桂子さん(48)=由布市在住=が参加した。
奉納隊は、列を組み、参道を静々と進んだ。本殿で恭しく奉納。秋山さんはキリ箱入りの「ブリキの神様」(縦38センチ、横14センチ)を持って来た。「門前払いだったら、神宮入り口にでも置いて逃げようと思っていたが、禰宜(ねぎ)がじきじきに祝詞まで上げて、作品を受け取ってくれた。みこによる浦安の舞には感動しました」と興奮気味。美濃さんは応神天皇の子ども時代をモチーフにした「福助の祝額」(縦45センチ、横36センチ)を持参した。ほかの2人もそれぞれ作品を納めた。
JR宇佐駅に到着した秋山さんたちを歓迎実行委員会のメンバーが秘密戦隊ゴレンジャーにふんして歓迎するパフォーマンスなどもあり、秋山さんは「ポップハプニングにびっくり。完全にやられました」と脱帽していた。
24日は午前10時から宇佐市立四日市南小で、1年生対象に段ボール箱を使った工作教室を開く。午後1時半から宇佐文化会館の市民広場で「ポップ&トークショー」(無料)を開く。【大漉実知朗】10月24日毎日新聞朝刊

奉納奉納

アーティストの寺山香さん・藤崎友子さんと連れ立って、この「藝術奉納隊」にお供してきました。10時20分に待ち合わせの約束をしたJR宇佐駅に到着して我々も「あ然」。秋山さんを大写しにした映像とゴレンジャー風の戦隊に迎えられ、「これは何?」といった状態で立ち尽くしてしまいました。小さな田舎の駅前広場はちょっとしたお祭り騒ぎ。ちなみに「ダリコ」はちゃんと「ダダ」と「キリコ」と秋山さんのパフォーマンスに由来したもの。宇佐の方々、美術史もちゃんと押さえてます。

奉納奉納

配置につく前のゴレンジャーは思い思いにキオスクを覗いてみたり。

奉納

宇佐神宮では本殿でお祓いを受け巫女さんが舞って、作品は無事奉納完了。特に宇佐神宮の縁起を調べて描いたという美濃さんの作品の隙のなさには圧倒的に魅了されました。

その後「新邪馬台国建設公団総裁・卑弥呼神社大宮司」こと高橋宜宏さんのお店「文福茶屋」に移動して昼食。奥にあるピンク色のVIPルームが何とも怪しげでトキメキました。

その日の宿となる「かんぽの郷」にチェックインしたあと市の文化課長さんの案内で凶首塚や化粧井戸をまわり、院内は竜岩寺の木造仏を見学。かなり険しい石段でしたが長旅の疲れも見せず、和装下駄の宮本さんやハイヒールの足利さんも元気に頂上へ到達しました。

わたしたちは夕刻で退散しましたが、その夜は遅くまで宴が繰り広げられたそうです。宇佐市長と秋山さんによる「グリコ・ツインズ」を目撃した人は、実に貴重な体験をしましたね。ちなみにゴレンジャーの中身は市の職員さんたちで、なんとこのお出迎えのために有休を取ったのだとか。宇佐の方々ったら素敵すぎます。
秋山さんたちが世界へ注ぐ深い愛情とピュアな宇佐の人たちに囲まれて、限りなく癒された気のしていた長い長い一日でした。

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